3Kのイメージがある介護職は、「きつい」「汚い」「給料が低い」という理由で懸念されています。
ですが、実際にはとてもやりがいのある仕事なのです。
たとえば、「ありがとう」と他人に言われたとき、嫌な気分になる人は少ないと思います。
介護の仕事は、その気持ちの連続と言えるでしょう。
困った人の手助けをして、誰かの役に立つことが介護の仕事なので、その行為は感謝されやすく、とてもやりがいを感じることができます。

また、誰かに親切にしたり、良いことをしたりすると気分が高揚しますが、介護職はまさにそれに該当するため、「ヘルパーズハイ」を体験できます。
人に親切にするとオキシトシンという幸せホルモンが脳内に分泌されるため、それによって免疫力が高まったり、ストレスが緩和したりするため、介護職は幸福感を得ながら働くことができるのです。
これは他の仕事にはない、介護職ならではの魅力と言えるでしょう。

もちろん、介護の仕事は前述したように、つらいことや苦しいこともあると思います。
けれども、どんな仕事にもネガティブな部分はつきものなので、ぜひ介護の仕事の魅力にも目を向けてみてください。
誰かに「ありがとう」と言ってもらえた時には、「あぁ、この仕事していて良かったな」と思えるはずです。
そして、それが続くと、「もっと誰かの役に立ちたい」という前向きな気持ちが芽生え、良いスパイラルを実感できるでしょう。
介護の仕事は、今後もニーズが高まることは間違いないので、ぜひ職業選択際には、候補の一つに加えてみることをおすすめします。